ヘッダー地面あり
日本語・日本語の授業 PR

【授業日記】家から配信すると、レアリア(実物教材)が見せやすい

日本語教師のとんとんです。

ことばを教える時に、日本語の先生は職場にあれこれ持っていきます。

とんとん先生
とんとん先生
食べたことがありますか?

と聞くために

わざわざ納豆を持って行ったり

(そして、教室で混ぜて、試食してもらったりします!)

とんとん先生
とんとん先生
これは何ですか?

を導入する課では、教科書の言葉に合わせて「電子辞書」「手帳」
「本」「かさ」などをいつも持って大学に行っていました。

それが家からの配信だと、

 

とんとん先生
とんとん先生
やりやすい〜✨(笑)!

 

普段は持っていけないものを、見せることが出来たりします。

オンラインの仕事の椅子にしているバランスボールとか、重い辞書とか、バナナの鉢植えとか。

ちょうど、iPadの高さ調節のために、辞書が手元にありました。この心理学の辞書には、psychologyと書いてあるので分かり易かったです。

中国語の辞書を見せると、中国の学生は「ほーっ」と感心してくれました。

 

 

とんとん先生
とんとん先生
これは誰の本ですか?

図書館の本を見せたのも初めてです。普段は、借りた本は持ち歩けませんから。
答えはもちろん

図書館のです

 

「これはAですか、Bですか」の学習項目では

とんとん先生
とんとん先生
これは本ですか。雑誌ですか

 

とたまたま手元にあった自分が書いた本を見せました。普段は自分が書いた本を持って大学に行きませんから。

 

それは本です!
とんとん先生
とんとん先生
誰のですか?
(本の著者名を見て)先生のです

 

宅配で届いたばかりのフルーツを見せることもできました。

とんとん先生
とんとん先生
これは、りんごですか。梨ですか?
それはりんごです!

 

自宅だとレアリア(実物教材)のネタが広がるのもいいですが、その人自身についても
よく伝わる気がします。

ちなみに学生に見せた本はこちら。私の博士論文をまとめた『日本語作文算出過程の分析と支援ツールの開発』です。作文教育の教育実践的な内容となっています。

(写真をクリックするとAmazonにとびます)

 

 

とんとん先生
とんとん先生
良かったら、読んでみてね!
ABOUT ME
とんとん
東京と神奈川の大学で留学生に日本語を教えています。日本語教材を作るのが好きです。 経歴:中国の大学、大学院(青年海外協力隊)、元日本語能力試験作題委員(聴解) 博士(日本語・日本文学)

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA