ヘッダー地面あり
子どもの学習教材・学習方法 PR

絵日記を書く前に、準備しておくこと3つ

日本語教師のとんとんです。

毎年夏になると、過去記事「小学生 絵日記の書き方」の閲覧が増えています。ありがとうございます!

sunflower
小学生 絵日記の書き方・教え方②作文教育が専門の日本語教師が、小学生の絵日記の書き方について保護者・先生向けに解説します。...

 具体的な書き方は過去記事「小学生 絵日記の書き方」を見ていただくことにして、

今日は、絵日記を書く前にしておくべきこと、について書きたいと思います。

 

皆さんは、夏休み中のどんな内容を絵日記にしますか。

 

とんとん先生
とんとん先生
子供のころは、宿題は早く終わらせたかったから、7月のイベントを絵日記のテーマにしてたよ!

 

私みたいな人は珍しいのでしょうか。

子ども達
子ども達
夏休み中で一番大きくて、楽しみなイベントを絵日記に書きた〜い!

わが子たち(小3、小1)は、夏休み中で一番大きな、そして楽しみにしているイベントを絵日記に書きたいようです。

とんとん先生
とんとん先生
早く書いて終わらせてほしい……

 

どのイベントを日記に書くか決めたら、「書く前にしておくこと」3つをするといいです。

日記を書く前にすること① どのイベントを日記に書くか決めておく

 

日記を書く前には、どのイベントを日記に書くか決めておかなければなりません。意外とこれは大切です。

日記に書くと決めたうえで、そのイベントを経験すれば、

小学生
小学生
この出来事やこの想いを伝えたい!

と意識しやすくなります。

日記を書く前にすること② テーマに関する事前学習を行う

 

テーマに関して事前にイメージを膨らませたり、知識を得たりすると、深い内容の文章が書けるようになります。

例えば、パンフレットやインターネットや地図を見たり、図鑑や本で下調べをしておいたりします。

 

・海に行くなら、前もって「海の生き物図鑑」などを読んでおく。

・古都に行くなら、路線図や地形図をみたり、歴史漫画を読んでおく。

・遊戯施設や観光地に行くなら、そのホームページを見ておく。

 

このように事前学習をしておくと、理解がさらに深まりますし、その体験についてより心が動くと思います。

もちろん、夏休みのイベント全ての予習は難しいですが、絵日記に書きたいことについては、調べたり考えたりしておくといいと思います、

日記を書く前にすること③ 出来事の記録を取っておく

これを書こう、と日記のテーマを決めたら、そのイベントの写真やパンフレット、チケットなどを忘れずにとっておきましょう。

今の子どもは絵をかくときに、写真を参考にしたがりますね…

書きたいものの写真(例えば、動物園のライオン)だけでなく、その時の風景も含めて、お子さん自身で撮影してもらうといいと思います。

ご家族の方が撮影した子どもの楽しそうな様子の写真なども残しておくといいでしょう。

写真を見ると生き生きと思い出がよみがえるので、書くときに大きな助けになると思います。

これは、小1次女が書いた海の絵日記の一部です。何だか分かりますか。

なんと! イソギンチャクに人差し指を突っ込んでいるところです。

絵の上手い・下手はともかく、このような印象的な体験こそ、日記の読み手に伝えたいことになるのでしょう。

とんとん先生
とんとん先生
よかったら、みんなもこの方法で日記を書いてみてね!
sunflower
小学生 絵日記の書き方・教え方②作文教育が専門の日本語教師が、小学生の絵日記の書き方について保護者・先生向けに解説します。...

2017年8月11日の記事を大きくリライトしました。

ABOUT ME
とんとん
東京と神奈川の大学で留学生に日本語を教えています。日本語教材を作るのが好きです。 経歴:中国の大学、大学院(青年海外協力隊)、元日本語能力試験作題委員(聴解) 博士(日本語・日本文学)

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA