2023年2月、今年度の授業が終了しました。
3年間オンライン授業が続いていたのですが、初級クラスは、感染も落ち着いてきたので最終テストのみ登校。
最終日に、初めてクラスみんなでリアル対面しました。
普段テストの日はとても張り詰めた雰囲気になるのですが(特にこの大学院生クラスは、テストへの本気度が高い)みんなニコニコして、クラスメートとの初めての対面を喜んでいました。
「せんせ〜い!!」
とニコニコ顔で教室に入ってくるみんなと、コロナ禍でなかったら、ハグしたかった!
今まではオンライン上で小グループに分かれて、会話練習をしていたのですが、今回はリアルにグループワーク。
全員の活動がいっぺんに見渡せて、
「ああ、前はこんな感じだったなぁ〜」
と懐かしく思いました。
一方、午後の上級クラスは、オンラインのまま最終回を迎えました。
ちょっと残念でしたが、オンラインだからこそ参加できる学生もいるので、しょうがなかったのです。
最後の授業が終わると、帰国してもう会えなくなってしまう学生さんもいます。
なので、前は、最後の授業がほんと辛かった。
でも、今はみんなの明るい未来を想像して、元気に送り出せるようになりました。
卒業生たちが、その後も楽しく生活しているのを報告してくれるおかげで、学生さんたちのキラキラした未来がリアルに目の前に見えるようになったからだと思います✨✨
こう言ってくれた学生さんの言葉を聞いて、ホロリとしました。
でも、なぜこのようなことを言ったのか…
この学生さんは、プレゼンの授業で、政治的に敏感な問題について発表していたのです。よく留学生の同士や先生との間でトラブルになるあの敏感な問題…
議論に慣れた大学院生のクラスだからというのもあったのでしょう。聞き手が全員、この学生さんの発表を受け止めて、自由に意見を言ったり、発表の素晴らしさを褒めたりしていました。
ほんと、素晴らしい時間だったと私も感じました。
私も、今年度オンラインでこの発表が聞けて、そして、みんなで議論ができて本当に嬉しかった!