今日ご紹介する本は次の2冊
②『試合で勝てる!テニス 最強のメンタルトレーニング 新装版』
です。②を先に読んで①を読んだら、とても似ていると思ったので、2冊を関連させてご紹介したいと思います。
【ブックレビュー①】『一瞬で自分を変える法』
はアメリカの有名なコーチのアンソニー・ロビンズが著者。ベストセラーの自己啓発書です。
・面白かった所は下の箇所です。
①心の中の“くだらないおしゃべり”はOFFにする
「頭の中の声の声量を小さくする」ようなイメージを持つ(p.107)
②強くなりたければ、“強いふり”をしろ
姿勢や呼吸法、筋肉の緊張度、声の調子など身体をイキイキとして力強く、溌剌とさせれば、自然と精神状態もそうなっていく(p.124-125)。
③疲れた時こそ“胸を張る”!
背筋を伸ばして立ち、胸を張り、腹の底から深く呼吸し、頭を上げ、体を動かしていれば、落ち込んでなどいられなくなる。それが能力を発揮する生理なのだ。(中略)たちまち自分でもできるような気がしてくる(p.127)
こちらの本を読む前に読んだテニスのメンタルトレーニングの本
『試合で勝てる!テニス 最強のメンタルトレーニング 新装版』
とアイディアがリンクしているなぁと感じたので、こちらも関連箇所をご紹介したいと思います。
【ブックレビュー②】『試合で勝てる! テニス 最強のメンタルトレーニング 新装版 』
最近、久しぶりにテニスを再開しました。
大学以来で、ルールも少し忘れてしまっていたので、図書館からテニスの本を8冊ほど借りてきました。その中で1番面白かった本がこれ。
です。
内容はメンタルトレーニングで、色々な心理学の本で見たことのある内容ではあったのですが、テニスの試合の具体的な状況に落とし込まれているのが私にとっては新鮮な本でした。
①ミスをしても自信のある顔で堂々と立つ p .91
なかなか難しいことですが、こうするといいよ、と前もってわかっていたら、堂々とできそうな気がします。
②一方的にリードされた時に、胸を張って歩く p .38
落ち込んているのを態度に出さない、という記述がなるほどと思いました。
③セルフトークは前向きに
プラスのセルフトークとマイナスのセルフトークの具体例(p .38)が面白かったです。
例えば「一方的にリードされた」時に、
【マイナスのセルフトーク】……もう勝てないかもしれない
【プラスのセルフトーク】……大丈夫、必ずチャンスはくる
プラス思考で、セルフトーク(自分に対する語りかけ)を行う重要性が述べられていました。
体の姿勢を正すことで、気持ちを上げることと、自分へのプラスの語りかけは、何を行う時も大切なものだと思いました。
④試合前から「相手」「コート」「環境」に慣れておく。p.52
私はテニスの試合は出ないので、残念ながらこれを応用はできないのですが(笑)
普段の仕事でよく場所の確認を行なっているので、準備の大切さが理解できました。
特に初回の授業や講演の前は機材、会場についてきちんと確認するようにしています。訪問先も、30分前などに場所を確認してから訪れるようにしています。そうすると、あまり緊張せずに、仕事に集中できる気がします。頭の中で仕事の予習ができる感じでしょうか。